春におすすめの考え方の本
今回は実用書、考え方の本、一般教養・雑学の本、ビジネス書、ノンフィクション・エッセイ、読書の効果と読書術の本、小説の7つのジャンルから合計24冊の本を選ばせていただきました。
第2回は、「考え方のクセを見直す」をテーマに、思想と哲学・考え方の本を紹介させていただきますね。
素適な読書ブログが集まるグループです↑
悩みごとには「考え方のクセ」が大きな影響
暮らしの変化の多い春は、悩みごとが増える季節でもあります。
年中悩みごとがある私の場合、いつも悩みごと解決の本のお世話になっているのですが……。
悩みごとは、増えてしまう前に準備しておくことで、小さくすることもできます。
その方法は、「考え方のクセを見直す」ことです。
考え方のクセを見直す考え方の本
「考え方のクセを見直す」ために、4つの段階で取り組める考え方の本を選ばせていただきました。
①考え方のクセに気づく
②考え方のクセを見直す
③考え方のクセを少しずつ良くする
④実際に考え方のクセを見直した方を真似る
それぞれ1冊、ご自身の考え方のクセに合わせて選んでみてくださいね。
『悪口を言われても気にしない人の考え方』掘もとこ
1冊目の考え方の本は、①考え方のクセに気づくことができる『悪口を言われても気にしない人の考え方』です。
著者の掘もとこさんは、認定心理士の技術を活かし「コミュニケーション講師」「司会者」「コンサルティング」の分野で人間力アップコンサルタントとして活動されています。
ご自身が学生時代に経験した人間関係のつまづきから、不安を感じやすい人の目線で解決策を見つける人間関係の専門家です。
『悪口を言われても気にしない人の考え方』では、悪口や陰口が行き交う人間関係を修復するよりも、「自分の考え方のクセ」を変えることで周りとの関係を見直す1冊です。
『人生がうまくいく人の自己肯定感: 努力より、環境より、才能より大事なもの』川野泰周
①考え方のクセに気づくことができたら、②考え方のクセを見直す段階へ進まれてはいかがでしょう。
著者の川野泰周さんは精神科のお医者さんでもあり、禅宗のお坊さんでもある「心の取り扱い」のエキスパートの方です。
『人生がうまくいく人の自己肯定感: 努力より、環境より、才能より大事なもの』では、「自己肯定感」の高さで違いが出る物事が明かされ、特に大きな影響が出る「人間関係」「感情」を見直す方法が書かれています。
悩み事をノートに書き出す方法、短時間のマインドフルネスの瞑想など実践しやすい取り組み方の紹介もあるお得な1冊です。
『小さな改善: 人生を「少しずつ良くする」100のヒント』名取芳彦
さらに、③考え方のクセを少しずつ良くする方法が書かれた本があります。
東京都でお寺の住職をされながら、悩み事解決の公演や執筆活動をされる名取芳彦さんの『小さな改善: 人生を「少しずつ良くする」100のヒント』です。
読書ブログでも紹介させていただく機会が多く、『下町和尚の生き方放言許せないを気にしない。』と『えんま様の格言 心の天気は自分で晴らせ!』を過去に紹介させていただきました。
今回の『小さな改善: 人生を「少しずつ良くする」100のヒント』は、「朝やることを整理する」「挨拶にひと言加える」など簡単に取り組めそうなことから考え方の癖を「少しずつ良くする」方法がまとめられています。
「考え方のクセを見直す」おすすめの本は
「考え方のクセを見直す」ために、私なら何を選ぶのか……。
掘もとこさんの『悪口を言われても気にしない人の考え方』は、①考え方のクセに気づくことができる1冊です。
「何だかモヤモヤするなぁ」と思うときに、ふと手に取りたい考え方の本でしたよ。