第22回2025年本屋大賞ノミネート10作品を予想 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ

2025年本屋大賞ノミネート予想

今年も本好き、読書好きの方にとって楽しみな季節が迫っています。
そう、本屋大賞ですよね。
2025年本屋大賞は、今まさに一次投票が始まり、2025年2月3日に今年のノミネート作品が発表されます。

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2025年本屋大賞ノミネート予想

第22回2025年本屋大賞

公式サイトのスケジュールでは、第22回2025年本屋大賞は、2024年12月1日〜2025年1月5日に一次投票、2025年2月3日〜2025年3月2日に二次投票が行われ、2025年4月9日に本屋大賞受賞作が発表されます。

●選考期間
2024年12月〜2025年4月
●投票参加資格者
新刊を扱っている書店の書店員（アルバイト、パートも含む）
●一次投票
期間　2024年12月1日〜2025年1月5日
方法　1人3作品を選んで投票
●本屋ノミネート作品
一次投票の上位10作品をノミネート本として発表
●二次投票
期間　2025年2月3日〜2025年3月2日
方法　ノミネート作品をすべて読んで全作品に感想コメントを書き、ベスト3に順位をつけて投票
●本屋大賞発表
2025年4月9日　大賞作品、翻訳小説部門の結果発表
参照:2025年度実施要項　本屋大賞公式サイト本屋大賞とは | 本屋大賞

もちろん、今年も受賞予想をさせていただきますよ。

2025年本屋大賞ノミネート予想10作品

2025年本屋大賞ノミネート作品が発表される前に、今年も読書家花水由宇（hanami yu）がノミネートしてほしい10作品を発表させていただきますね。

『街角ファンタジア』村山早紀

著者村山早紀
出版社実業之日本社
分類小説、短編集
出版日 2024/10/31
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

『あなたに会える杜のごはん屋』篠友子

著者篠友子
出版社株式会社双葉社
分類小説
出版日 2024/9/11
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

『遠い町できみは』高遠ちとせ

著者高遠ちとせ
出版社株式会社ポプラ社
分類小説
出版日 2024/3/13
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

『二人目の私が夜歩く』辻堂ゆめ

著者辻堂ゆめ
出版社中央公論新社
分類ミステリー小説
出版日 2024/4/22
読みやすさ ☆☆★読みやすい

『小鳥とリムジン』小川糸

著者小川糸
出版社株式会社ポプラ社
分類小説
出版日 2024/10/9
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

『夕闇通り商店街　純喫茶またたび』栗栖ひよ子

著者栗栖ひよ子
出版社株式会社ポプラ社
分類小説
出版日 2024/5/8
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

『夢の王国　彼方の楽園　マッサゲタイの戦女王』篠原悠希

著者篠原悠希
出版社株式会社光文社
分類ファンタジー小説、ファンタジー大河
出版日 2024/4/10
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

『誰が勇者を殺したか預言の章』駄犬

著者駄犬
出版社株式会社KADOKAWA
分類ファンタジー小説、ミステリー小説
出版日 2024/8/1
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

『森と、母と、わたしの一週間』八束澄子

著者八束澄子
出版社株式会社ポプラ社
分類小説
出版日 2024/10/9
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

『藍を継ぐ海』伊与原新

著者伊与原新
出版社株式会社新潮社
分類小説、短編集
出版日 2024/9/26
読みやすさ ☆☆☆とても読みやすい

2025年本屋大賞にノミネートしてほしい作品とは？

一次投票に参加される書店員さんになったつもりで、読書家花水由宇（hanami yu）が3つの小説を選ばせていただくとしたら……。
こちらの3作品を選ばせていただきます。

『街角ファンタジア』村山早紀
『誰が勇者を殺したか預言の章』駄犬
『夕闇通り商店街　純喫茶またたび』栗栖ひよ子

村山早紀さんの『街角ファンタジア』は、登場人物同士の暖かな気持ちのつながりが伝わる素敵な物語です。
ファンタジー小説ファンに人気シリーズの『誰が勇者を殺したか預言の章』は、登場人物目線で物語の中に没頭できるストーリーが魅力。
栗栖ひよ子さんの「夕闇通り商店街シリーズ」は、日常のほんの隣にある非日常を楽しめるので、ぜひ本屋大賞にノミネートしてほしい作品です。

2024年本屋大賞受賞作を当てた経験からは？

実は花水由宇（hanami yu）には、もう1つのささやかな経歴もあります。
それは、2024年本屋大賞受賞作の予想を的中させた（過去5年間は外れ）一面です。
そんな私が、2025年本屋大賞にノミネートする可能性が高いと予想するのは、こちらの3作品です。

『藍を継ぐ海』伊与原新
『二人目の私が夜歩く』辻堂ゆめ
『小鳥とリムジン』小川糸

ドラマ化された『宙わたる』が一躍人気の伊与原新さんは、ご自身の理学博士の知識をストーリーに組み込む作風が持ち味の作家さんです。
新作『藍を継ぐ海』が第172回直木賞にノミネートされ、今勢いのある作家さんです。
辻堂ゆめさんの『二人目の私が夜歩く』は、登場人物の中でも主人公自身の謎に迫るストーリーで読み応えのあるミステリー小説です。
喜怒哀楽の全てを揺れ動かされる小川糸さんの作風、『食堂かたつむり』『ライオンのおやつ』に続く新作『小鳥とリムジン』も生きることと向き合う健気な主人公が素敵な作品です。
ファン層の広さ、作品の話題性が影響するのが本屋大賞ならではの魅力でもあります。
伊与原新さんの作風、辻堂ゆめさんのストーリー展開、小川糸さんの幅広いファン層は2025年本屋大賞のノミネートに有力なのではないでしょうか？