本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

春だから!前向きでポジティブになれる本を紹介 2019年春

春におすすめの「思想と哲学、考え方の本」


「実用書」「思想と哲学、考え方の本」「サブカルと雑学の本」「ビジネス書、政治と経済の本」「エッセイ、ノンフィクション」「読書の効果と読書術の本」「小説」の7つのジャンルでお届けする、「春におすすめの本」シリーズ!

第2回は、「思想と哲学、考え方の本」を紹介しますね。

思想と哲学といっても、あまり難しい本は紹介しません。

暮らしの中で、生き方のヒントになる「考え方」が書かれている実用書に近い本を取り上げています。


前向きな考え方の役に立つ本を紹介


「思想と哲学、考え方の本」は、「前向きな考え方」をテーマに選んでみました。

以前、悩み方で違いが出る、悩み事との向き合い方 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ
の紹介で前向きに生きることが暮らしの中で感じるストレスに強くなる方法と書かせていただきました。

そこで、具体的に取り組めそうな4冊の本からヒントをもらえたらいいなと思います。



「とにかくポジティブ!」から「冷静に考える」まで〜「思想と哲学、考え方の本」4冊

わいたこら。――人生を超ポジティブに生きる僕の方法 新庄剛志

著者 新庄剛志
出版社 学研プラス
分類 エッセイ、思想と哲学、考え方の本
出版日 2018/9/18

表紙の新庄剛志さんの笑顔だけで、とにかく元気をもらえる本が『わいたこら。――人生を超ポジティブに生きる僕の方法』。

今では、バラエティの「ちょっと奇抜な生き方の人枠」で活躍される新庄剛志さん。

現役野球選手の頃も、個性的で目立ったキャラクターでしたが、実践も凄いんですね。

この方の凄いところは、「メジャーに行く」「北海道民全員に日ハムファンになってもらう」と言ったことを実現しているところ。

野球界に多くの実績と話題を残し引退された後に待っていたのは………20億円の詐欺。

財産のほとんど全てを詐欺で失った新庄さん、それでも何1つあきらめません。

本の中には、そのままマネするにはポジティブすぎる「できないことは、笑いに変えてしまえばいい」「コケそうなときこそ、加速する」といった言葉があります。

新庄さんだからこそ、実現できる言葉。

それでも、読んでいるだけで元気がもらえることは間違いないですよ。


頭がよくなる思考術─あなたの思考がみるみるクリアになる!実践的アドバイス55 白取春彦

著者 白取春彦
出版社 ディスカヴァー・トゥエンティワン
分類 実用書、思想・哲学、考え方の本
出版日 2005/10/14

「思想・哲学、考え方の本」のテーマにぴったりな本が、哲学者の白取春彦が書かれた『頭がよくなる思考術』です。

初版が2005年、出版日は14年前ですが未だに読み継がれている本です。

テーマは、「考え方」を身につけること。

超訳 ニーチェの言葉』や『仏道に学ぶ 心の修め方』『ビジネスマンのための「聖書」入門』など、哲学から仏教・キリスト教と世界の宗教から「考え方」のポイントを集められた1冊です。

目の前に起こる出来事を、冷静に考える方法を身につけたいですね。


「雑」の思想 : 世界の複雑さを愛するために 高橋源一郎、辻信一

著者 高橋源一郎、辻信一
出版社 大月書店
分類 思想と哲学、考え方の本
出版日 2018/11/19

ラジオパーソナリティとしても活躍される、作家の高橋源一郎さん。

今回のテーマは、「生産性や効率化と“雑”」の対立。

現代の暮らしの中で求められる仕事の生産性、時間の効率化。

生産性を上げるために失われた煩雑さや雑用、効率化を求めるために捨てた雑談や複雑さ。

私たちが手放してきた、「雑な何か」の中にこれからの価値観が眠っているのかもしれません………そう考えさせてくれる1冊です。


四苦八苦の哲学──生老病死を考える 永江朗

著者 永江朗
出版社 晶文社
分類 思想と哲学、考え方の本、仏教
出版日 2018/9/21

書店員、出版社を経てフリーライターになられた永江朗さんは、『本を読むということ』『不良のための読書術』など読書にまつわる著書も多い方です。

今回の『四苦八苦の哲学──生老病死を考える』は、私のブログでも取り上げることの多い仏教のお話がテーマです。

私たちに平等にある四苦八苦の苦しみ。

永江朗さんはお釈迦様以外にも、プラトンハイデガーなどの哲学者の考え方も取り入れた「苦しみ」との向き合い方を切り口にされています。

仏教の考え方を、西洋の哲学者の考え方で補足する点が面白いと思えます。



元気をもらいたいなら、新庄剛志さんの『わいたこら。――人生を超ポジティブに生きる僕の方法』をおすすめ


「春の読書におすすめ」シリーズ、「思想と哲学、考え方の本」では4冊の本を紹介させていただきました。

この中で目を引くのは、新庄剛志さんの『わいたこら。――人生を超ポジティブに生きる僕の方法』ではないでしょうか?

スーパースターの新庄剛志の考え方をそのまま取り入れるには、私たちにはちょっと無理がありますよね。

それでも、新庄さんのエピソードから元気を分けてもらえるはず。

新庄さんの中のスプーン1杯分の元気だけで、私たちの気持ちを満たしてくれるほどの力があります。

「これから暖かくなる季節、なにをしよう」

「新しい会社で働くのが不安」

春に少し元気が欲しい方には、おすすめの本ですよ。


「春におすすめの本」シリーズ2019!
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思想と哲学、考え方の本 関連リンク

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