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ハリーポッターの得意な守護霊の呪文エクスペクトパトローナムと仏教の南無阿弥陀仏の共通点

守護霊の呪文エクスペクトパトローナムと念仏 南無阿弥陀仏のそっくりな共通点

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またまた、お坊さんに怒られてしまいそうなお話です。

ハリー・ポッターが得意な呪文エクスペクトパトローナムと、日本人に身近な仏教の南無阿弥陀仏という念仏に「ちょっと驚き」の共通点を見つけました。



エクスペクトパトローナムと南無阿弥陀仏の由来

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守護霊の呪文エクスペクトパトローナムの由来

守護霊の呪文エクスペクトパトローナムは、Expecto patronusというラテン語が由来です。

expectoは、「期待する」「待ち望む」という意味です。

もう1つのpatronusは、「守護霊」の意味ですが日本で使われる先祖の霊という意味とは少し違います。

ラテン語の守護霊は、「救世主」「守護する聖者」というのが本来の意味です。

エクスペクトパトローナムを日本語訳すると、「私は救世主を待ち望む」という意味になります。


南無阿弥陀仏の意味

南無阿弥陀仏は、日本の仏教の浄土宗や浄土真宗で使われる念仏という祈りの言葉です。

南無阿弥陀仏は、サンスクリット語という古いインドの言葉「namo」と「amita」をそのまま漢字で表した言葉。

namoは、「礼拝、あいさつ」が本来の意味で仏教では、信じて教えに従う「帰依する」という意味で使われます。

amita は阿弥陀如来を表現するときに使われるamitābha「無量の光明」、amitāyus「無量の寿命」が元になっています。

仏的な意味では、「私は阿弥陀如来に帰依します」というのが一般的です。

単純に言葉として日本語訳するなら、「私は大いなる光と寿命を持つ阿弥陀如来に礼拝します」となるのではないでしょうか。



エクスペクトパトローナムを成功させるには「幸せのイメージ」が大切


ハリーポッターの呪文の中で、守護霊の呪文エクスペクトパトローナムには、他の呪文にはない特徴があります。

それは、心の中に幸せを思い浮かべないと十分な効果が出ないことです。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」で、リーマス・ルーピン先生の特訓でハリーは何度も呪文を失敗しています。

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」で、同級生たちにエクスペクトパトローナムを教えることになったハリーも「幸せのイメージが大事」とアドバイスしています。

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南無阿弥陀仏では極楽浄土のイメージも大切

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南無阿弥陀仏が唱えられる浄土宗や浄土真宗では、「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで阿弥陀如来が救ってくださるといわれています。

一般的な声に出して唱える方法(称名念仏)の他に、阿弥陀如来の姿や極楽浄土をイメージする観想念仏というイメージトレーニングもあるようです。

観念(かんねん)
典籍:「往生要集」
観念とは、源信の「往生要集(おうじょうようしゅう)」に見られる言葉で、一種の瞑想法です。
阿弥陀如来や極楽浄土を思い浮かべ、つらいこの世から早く救われたい、極楽へ早く行きたいと瞑想することなのです。
あるいは、極楽浄土を念じることにより、この世のつらさを耐え忍ぶ力を得るための瞑想のことです。
出典:鳥沢廣栄『超訳 仏教の言葉』p50〜p51
『超訳 仏教の言葉』悩み事相談のお坊さん厳選の仏教用語〜実用編 - 本当に本が読みたくなる読書のブログ

極楽浄土は、「苦しみがない世界」とされているので、「目の前にある苦しみがなくなって幸せを感じている」イメージを持つということになるのではないでしょうか。

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エクスペクトパトローナムと南無阿弥陀仏どちらも「幸せのイメージ力」が大切

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守護霊の呪文エクスペクトパトローナムでは、「幸せを感じているイメージ」が呪文を成功させるポイント。

呪文が成功することで、幸せを奪いつらい記憶を呼び起こさせる吸魂鬼ディメンターを退けることができます。

南無阿弥陀仏でも、声に出して唱える方法の他に、「苦しみがない世界」をイメージすることで「この世のつらさを耐え忍ぶ力を得る」効果があるようです。

吸魂鬼を「つらいこと」「悲しいこと」の四苦八苦に置き換えると、守護霊の呪文エクスペクトパトローナムと南無阿弥陀仏は「幸せのイメージ力」が大切で、どちらも「つらいことを退ける」効果がある方法ということになります。



エクスペクトパトローナムを南無阿弥陀仏と唱えても大丈夫かも…


エクスペクトパトローナムと南無阿弥陀仏は、どちらも「幸せのイメージ力」が大切です。

ハリー・ポッターラテン語、仏教はサンスクリット語が語源ですが日本語訳してみると近い意味の言葉になります。

言葉も方法もそっくりなら、幸せを奪いつらい記憶を呼び起こす吸魂鬼ディメンターに出会ったような体験には、南無阿弥陀仏が効果があるかもしれません。

というのも、法然さんという鎌倉時代のお坊さんが一般の人の辛い生活をなんとかするため、仏教の資料を調べていて見つけた方法が南無阿弥陀仏という念仏。

吸魂鬼を私たちが日常で感じる四苦八苦の苦しみに置き換えると、納得できるのではないでしょうか。



ハリー・ポッターシリーズの考察記事はこちら↓
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ハリー・ポッターシリーズのまとめはこちら↓
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