本当に本が読みたくなる読書のブログ

読書好きのための本当に読みたい本が見つかる書評ブログです。小説、実用書、ビジネス書ジャンルを問わず紹介。読書にまつわる豆知識のお話、文章の書き方のお話もありますよ。

春におすすめ、宇宙・AI・日本がテーマの一般教養の本 2024

2024年の春におすすめ、一般教養・雑学の本


今回は実用書、考え方の本、一般教養・雑学の本、ビジネス書、ノンフィクション・エッセイ、読書の効果と読書術の本、小説の7つのジャンルから合計24冊の本を選ばせていただきました。

第3回は、これからの変化に必要な「宇宙・AI・日本」をテーマに、一般教養・雑学の本を紹介させていただきますね。

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これからの変化に必要な知識は?


一般教養・雑学の本のテーマは、これからの変化に必要な「宇宙・AI・日本」にさせていただきました。
世界的に活発になる宇宙開発、日々進化する生成AI、そして世界から注目される日本の文化と歴史です。




宇宙・AI・日本が学べる一般教養と雑学の本


これからの変化に必要な「宇宙・AI・日本」の知識、それぞれの専門家の書かれた本を3冊選ばせていただきました。

『宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在』戸谷友則

宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在 (ブルーバックス)

これからの変化に必要な「宇宙」を読み解く本は、戸谷友則さん『宇宙になぜ、生命があるのか 宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在』です。
日本国内では2020年12月の小惑星りゅうぐうの調査、2024年1月20日の月面着陸の成功とここ数年で宇宙開発が進んでいます。
世界はさらに進んでいるようで、木星の衛星調査や火星移住計画などSF小説のような計画が進められています。
東京大学大学で宇宙物理学の研究をされる戸谷友則さんは、特に専門とされえいる、宇宙論と銀河形成の研究で「宇宙の中で生命が生まれた理由」を解き明かしてくれます。
無限に見える宇宙には、「他に生命はいるのか?」、いるとしたら「他の星の生命と会えるのか?」、答えは本の中にあります。


『教養としての生成AI』清水亮

教養としての生成AI (幻冬舎新書)

これからの変化に必要な「AI」の知識の本は、プログラマーとして有名な清水亮さんの『教養としての生成AI』です。
アメリカのマイクロソフト社で活躍された後、1998年にドワンゴの事業に参画し、プログラマーとしてIT界の歴史に名前を残します。
2003年に独立された後は、IT人材の育成機関「情報処理推進機構IPA)」から「天才プログラマー/スーパークリエータ」の認定を受け、IT関連の専門書を執筆されています。
『教養としての生成AI』の中では、話題のChatGPT活用法、動画生成Stable Diffusionの仕組みを解説され、利用する側として欠かせないフェイクニュース対策の見解も書かれています。
これからも変化する世界で暮らしていくために、欠かせないAIの基礎知識を教えてくれる1冊です。

『日本人が実は知らない ニッポンの「謎」学』武光誠

これからの変化に必要な「日本」の知識の本は、歴史学者 武光誠さんの『日本人が実は知らない ニッポンの「謎」学』です。
宇宙開発やIT分野では、国という枠組みを越えた知識が必要になりますが、人間が携わるにはそれぞれ生まれ育った文化と歴史は欠かせないもののようです。
大和王権邪馬台国など、日本の成り立ちから、中世の戦国時代まで日本史全般の本を執筆される武光誠さん。
『日本人が実は知らない ニッポンの「謎」学』は、海外の方とも盛り上がる日本文化のな成り立ちが書かれた、楽しみながら学べる1冊ですよ。




これからの変化に必要な本は宇宙になぜ、生命があるのか 『宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在』


これからの変化に必要な知識は、暮らしに関わりのあることや興味で大きく変わるものですよね。
1冊選ぶなら、今の私は宇宙のお話に興味があります。
戸谷友則さの『宇宙論で読み解く「生命」の起源と存在』で、宇宙人はいるのか?いるとしたら会えるのか?を知りたいですね。


2020/2021/2023年の春におすすめした一般教養・雑学とサブカルの本

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春におすすめ、考え方のクセを見直す4冊の考え方の本 2024

春におすすめの考え方の本


今回は実用書、考え方の本、一般教養・雑学の本、ビジネス書、ノンフィクション・エッセイ、読書の効果と読書術の本、小説の7つのジャンルから合計24冊の本を選ばせていただきました。

第2回は、「考え方のクセを見直す」をテーマに、思想と哲学・考え方の本を紹介させていただきますね。

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悩みごとには「考え方のクセ」が大きな影響


暮らしの変化の多い春は、悩みごとが増える季節でもあります。
年中悩みごとがある私の場合、いつも悩みごと解決の本のお世話になっているのですが……。
悩みごとは、増えてしまう前に準備しておくことで、小さくすることもできます。
その方法は、「考え方のクセを見直す」ことです。




考え方のクセを見直す考え方の本


「考え方のクセを見直す」ために、4つの段階で取り組める考え方の本を選ばせていただきました。

①考え方のクセに気づく
②考え方のクセを見直す
③考え方のクセを少しずつ良くする
④実際に考え方のクセを見直した方を真似る

それぞれ1冊、ご自身の考え方のクセに合わせて選んでみてくださいね。

『悪口を言われても気にしない人の考え方』掘もとこ

悪口を言われても気にしない人の考え方――「思考のクセ」との向き合い方。

1冊目の考え方の本は、①考え方のクセに気づくことができる『悪口を言われても気にしない人の考え方』です。
著者の掘もとこさんは、認定心理士の技術を活かし「コミュニケーション講師」「司会者」「コンサルティング」の分野で人間力アップコンサルタントとして活動されています。
ご自身が学生時代に経験した人間関係のつまづきから、不安を感じやすい人の目線で解決策を見つける人間関係の専門家です。
『悪口を言われても気にしない人の考え方』では、悪口や陰口が行き交う人間関係を修復するよりも、「自分の考え方のクセ」を変えることで周りとの関係を見直す1冊です。


『人生がうまくいく人の自己肯定感: 努力より、環境より、才能より大事なもの』川野泰周

人生がうまくいく人の自己肯定感―――努力より、環境より、才能より大事なもの (三笠書房 電子書籍)

①考え方のクセに気づくことができたら、②考え方のクセを見直す段階へ進まれてはいかがでしょう。
著者の川野泰周さんは精神科のお医者さんでもあり、禅宗のお坊さんでもある「心の取り扱い」のエキスパートの方です。
『人生がうまくいく人の自己肯定感: 努力より、環境より、才能より大事なもの』では、「自己肯定感」の高さで違いが出る物事が明かされ、特に大きな影響が出る「人間関係」「感情」を見直す方法が書かれています。
悩み事をノートに書き出す方法、短時間のマインドフルネスの瞑想など実践しやすい取り組み方の紹介もあるお得な1冊です。


『小さな改善: 人生を「少しずつ良くする」100のヒント』名取芳彦

小さな改善―――人生を「少しずつ良くする」100のヒント (知的生きかた文庫)

さらに、③考え方のクセを少しずつ良くする方法が書かれた本があります。
東京都でお寺の住職をされながら、悩み事解決の公演や執筆活動をされる名取芳彦さんの『小さな改善: 人生を「少しずつ良くする」100のヒント』です。
読書ブログでも紹介させていただく機会が多く、『下町和尚の生き方放言許せないを気にしない。』と『えんま様の格言 心の天気は自分で晴らせ!』を過去に紹介させていただきました。
今回の『小さな改善: 人生を「少しずつ良くする」100のヒント』は、「朝やることを整理する」「挨拶にひと言加える」など簡単に取り組めそうなことから考え方の癖を「少しずつ良くする」方法がまとめられています。


『一切なりゆき〜樹木希林のことば』樹木希林

最後の1冊は、2018年に他界された俳優の樹木希林さんが残した『一切なりゆき〜樹木希林のことば』です。
個性的な考え方の多い芸能界、中でも超個性的な価値観で突き進む夫の内田裕也さんとの家族関係。
ご苦労が耐えなかった樹木希林さんが、考えた答えは「今、こうしていられるのは大変ありがたいこと」と書かれています。
答えに行き着くまでの考え方に、今の悩みを受け止めるヒントがあるのかもしれませんよ。
④実際に考え方のクセを見直した方を真似ることができたら、悩みごとはかなり少なくなるのではないでしょうか?




「考え方のクセを見直す」おすすめの本は

「考え方のクセを見直す」ために、私なら何を選ぶのか……。


掘もとこさんの『悪口を言われても気にしない人の考え方』は、①考え方のクセに気づくことができる1冊です。
「何だかモヤモヤするなぁ」と思うときに、ふと手に取りたい考え方の本でしたよ。


2020/2021/2023年の春におすすめした思想と哲学・考え方の本

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春におすすめ社会人の役に立つ文章術と伝え方の実用書 2024

2024年の春におすすめの実用書


今回は実用書、考え方の本、一般教養・雑学の本、ビジネス書、ノンフィクション・エッセイ、読書の効果と読書術の本、小説の7つのジャンルから合計24冊の本を選ばせていただきました。

第1回は、「社会人の役に立つ文章術」をテーマに、文章術と伝え方の実用書を紹介させていただきますね。

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オンライン化が進んでも必要な文章術


テレワークや業務のオンライン化が進んでも、企業で働いていたり事業をされる方にとって文章を書く作業はまだまだ必要のようです。
中小企業で働く私の場合、オンライン化で文章を書く作業は増えています。
むしろ、対面や紙の書類が少なくなった分、オンラインの文章を書く機会は増えているのではないでしょうか?
そこで、春におすすめ実用書では「社会人の役に立つ文章術」の本を取り上げてみました。




社会人の役に立つ文章術が書かれた実用書


「社会人の役に立つ文章術」、今回は文章術の本を2冊、文章の書き方を含めた伝え方の本を1冊紹介させていただきます。

『「残念な文章」が明らかによくなる本』前田安正

「残念な文章」が明らかによくなる本: 「なぜ」「どうして」をプラスするだけ! (王様文庫 B 235-1)

1冊目の文章術の本は、『マジ文章書けないんだけど』がベストセラーになった文章コンサルタント前田安正さんの本です。
短い1つの文章から長めのPR文章まで、伝わりやすくなる具体例を上げていてわかりやすい1冊です。
文庫版ですので、新社会人の方や文章を書く機会が増えた若手社員の方におすすめの文章術の本ですよ。


『「9マス」で悩まず書ける文章術』山口拓朗

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もう1冊の文章術の本は、こちらも書くことの専門家ライティングサロンを運営される山口拓朗さんの『「9マス」で悩まず書ける文章術』です。
9マスの質問を埋めることで、書く前のアイデアをまとめ、目的に合ったテンプレートを使うことで誰でも上手な文章が書ける1冊です。
文章を書くことが苦手な新社会人の方、普段書いている文章を見直したい若手社員の方におすすめです。


『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』柿内尚文

バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則

3冊目の文章術の本は、ベストセラー『パン屋ではおにぎりを売れ』を執筆された柿内尚文さんの『バナナの魅力を100文字で伝えてください 誰でも身につく36の伝わる法則』です。
書くことに限らず、情報のまとめ方、相手や場面に合わせた用語選びを含めた「伝え方の教科書」といえる1冊です。
提案書など、1から文章を書く機会が増える若手社員や中堅社員の方におすすめの文章術の本ですよ。




社会人の文章術に役立つ1冊は『「残念な文章」が明らかによくなる本』

「残念な文章」が明らかによくなる本: 「なぜ」「どうして」をプラスするだけ! (王様文庫 B 235-1)


社会人の役に立つ文章術の本で、特におすすめの1冊に前田安正さんの『「残念な文章」が明らかによくなる本』を選ばせていただきました。
『マジ文章書けないんだけど』で私も文章術を学ばせていただき、今回の本も具体例が紹介されていて、とても実践的な実用書でしたよ。


2020/2021/2023年の春におすすめした実用書

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