夏におすすめのほっこり優しくなれる3冊の小説
夏におすすめの本特集は、「夏だから○○」をテーマに実用書、思想と哲学・考え方の本、一般教養・サブカルと雑学の本、小説の4つのジャンルでお届けいたします。
第5回は「夏だから優しくなりたい」をテーマに、3冊のほっこり優しくなれる小説を紹介させていただきます。
夏だから優しくなりたい
連日、寝苦しいほどの暑さが続いておりますが、寒いよりも良いと思えるのは北国で暮らす花水(hanami)だけでしょうか?
昼の時間の長い夏のうちに、優しさを心に貯めておきませんか?
今回は、「夏だから優しくなりたい」をテーマに、3冊のほっこり優しくなれる小説を選んでみましたよ。
夏におすすめ「優しくなれる」小説
ほっこり優しくなれる小説は、夏のシーンが素敵な原田ひ香さんの『一橋桐子(76)の犯罪日記』、森沢明夫さんの『エミリの小さな包丁』。
人の心と関係の変化が素敵に描かれた有川浩さんの『キャロリング』を紹介させていただきます。
『一橋桐子(76)の犯罪日記』原田ひ香
最初の1冊は、2022年10月秋のドラマで人気を集めた『一橋桐子の犯罪日記』、原作は原田ひ香さんが執筆された『一橋桐子 (76) の犯罪日記』です。
松坂慶子さんが演じられた一橋桐子と、女子高校生 榎本雪菜役の長澤樹さんのコミカルな掛け合いも素敵でしたよね。
原作では、一緒に暮らしていた宮崎知子(トモ)に先立たれた一橋桐子の、不安と希望が揺れ動く気持ちが細やかに描かれた素敵な物語でしたよ。
『キャロリング』有川浩
経営不振から、クリスマスの夜に電撃倒産した子ども服メーカー「エンジェル・メーカー」。
エンジェル・メーカーに勤務する大和俊介、俊介と1年前に破局した折原柊子は、学童保育の事業撤退を進めていた。
利用中の子どもたちが他の事業社へ移る中、小学校6年生の田所航平だけは、離婚しようとする両親を仲直りさせるため、2人に相談することに……。
『エミリの小さな包丁』森沢明夫
都会の職場で、泥沼の人間関係に傷つき、祖父大三の暮らす港町に身を寄せる主人公エミリ。
海で獲れる食材を通して、大三おじいちゃんはエミリに語りかける。
周りからもらった優しさで心が満たされたとき、溢れた分の優しさだけ人に優しくできるのかもしれない。
ありのままの誰かを受け入れる優しさ、懐かしいような関係に暖められる作品でしたよ。
優しさで、心を満たしておこう
紹介させていただいた3冊のほっこり優しくなれる小説から、「夏だから優しくなりたい」をテーマに1冊選ばせていただくなら。
花水由宇(hanami yu)のおすすめは、森沢明夫さんの『エミリの小さな包丁』です。
暖かい季節の間に優しさを心に貯めておいて、寒くなる季節に優しさが必要になった誰かに、そっと分けてあげれたら素敵ですよね。
季節の本「小説」の紹介ページ
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夏におすすめの本2023
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