2024年本屋大賞「面白さ」のランキング
本当に本が読みたくなる読書のブログでは、2024年本屋大賞予想をさせていただきます。
昨年に続き、まずは本屋大賞予想の3つの視点「面白さ」「売りたさ」「おすすめ」で本屋大賞ノミネート作品をランキングします。
合計の配点から「本屋大賞予想ポイント」とさせていただき、さらに「花水由宇の推し」のポイントを加えて予想に取り組ませていただきます。
第1回は、読書メーターの感想・レビューの数で「面白さ」をランキングしてみましたよ。
- 2024年本屋大賞「面白さ」のランキング
本屋大賞予想に欠かせない3つの視点「面白さ」とは?
本屋大賞予想では、全国の書店員さんの目線で「売りたい」と思う本を選ぶことが大切です。
書店員さんが、「面白かった」「自分の店で売りたい」「お客様にも薦めたい」と思える価値観にいかに近づけるか……文学賞予想を当てたことがない花水由宇(hanami yu)は考えました。
「面白さ」は人気
「面白さ」「売りたさ」「おすすめ」の中で、「面白さ」はやっぱり小説の人気ではないでしょうか?
2024年本屋大賞ノミネート作品の読書メーターランキング
それでは、2024年本屋大賞ノミネート作品を読書メーター(感想・レビュー)順にランキングさせていただきますね。
※読書メーターのレビュー数は、2024年3月10日時点の結果を集計しています。
1位 『成瀬は天下を取りにいく』宮島未奈
著者 宮島未奈
出版社 株式会社 新潮社
分類 青春小説
出版日 2023/3/17
読書メーターレビュー数 2582
思いつきの感性で行動する高校生、成瀬あかりの行動1つ1つから目が話せない青春小説。
爆発的な人気シリーズで宮島未奈さん初の単行本『成瀬は天下を取りにいく』は、読書メーターレビュー数が何と2582。
2位以下の2024年本屋大賞ノミネート作品を大きくリードし、「面白さ」で1位のランキングです。
2位 『黄色い家』川上未映子
著者 川上未映子
出版社 株式会社 中央公論新社
分類 サスペンス小説
出版日 2023/2/10
読書メーターレビュー数 1541
夜の街で働く母親との暮らしから、17歳でひとり去ることになった主人公 花。
自分と同じように、行き場のない10代の少女たちとともに始めた「黄色い家」スナックれもんで過ごすシリアスな展開は、今の世の中を写しているような世界観。
読書メーターユーザーに人気の川上未映子さんの『黄色い家』は、レビュー数 1541を集め本屋大賞ノミネート作品「面白さ」で2位のランキングです。
3位 『星を編む』凪良ゆう
著者 凪良ゆう
出版社 株式会社 講談社
分類 恋愛小説
出版日 2023/11/8
読書メーターレビュー数 1141
『流浪の月』『汝、星のごとく』に続き、3回目の本屋大賞受賞が期待される凪良ゆうさんの『星を編む』。
『汝、星のごとく』で描かれなかったアナザーストーリーの切なさの中に小さな幸せが込められた恋愛小説は、読書メーターレビュー数 1141で「面白さ」のランキングでは3位を獲得しています。
4位 『リカバリー・カバヒコ』青山美智子
著者 青山美智子
出版社 株式会社 光文社
分類 小説
出版日 2023/9/21
読書メーターレビュー数 1004
2021年から4年連続の本屋大賞ノミネートが続く青山美智子さん。
大人も子どもも抱える、小さな痛みを受け止める都市伝説の遊具リカバリー・カバヒコ。
こんな公園、あったら良いなと思える暖かいストーリーが共感を集め、読書メーターレビュー数 1004で「面白さ」のランキング4位になりました。
5位 『水車小屋のネネ』津村記久子
著者 津村記久子
出版社 株式会社 毎日新聞出版
分類 小説
出版日 2023/3/2
読書メーターレビュー数 724
18歳の理佐と8歳の律の姉妹がたどり着いた町で出会った、お喋り上手で音楽を愛するオウム ネネ。
ネネがきっかけで集まる人の温もりと優しい時間の流れを描いた津村記久子さんの『水車小屋のネネ』。
読書メーターのレビュー数は724、2024年本屋大賞ノミネート作品の「面白さ」ランキングは5位の結果でした。
6位 『レーエンデ国物語』多崎礼
著者 多崎礼
出版社 株式会社 講談社
分類 ファンタジー小説
出版日 2023/6/14
読書メーターレビュー数 659
異なる世界のどこかの地レーエンデを舞台に、戦略結婚から逃れた貴族の娘ユリアが旅先で見つけた自由な日々。
実在の世界と同じように、人が暮らす以上避けられない争いも起こる世界でもあった。
小説投稿ユーザーからの期待と人気を集め、読書メーターレビュー数 659を獲得。
2024年本屋大賞ノミネート作品の「面白さ」ランキングは6位となっています。
7位 『君が手にするはずだった黄金について』小川哲
著者 小川哲
出版社 株式会社 新潮社
分類 小説
出版日 2023/10/18
読書メーターレビュー数 621
昨年、本屋大賞にノミネートされた『君のクイズ』でミステリー小説のストーリーが高く評価された小川哲さん。
主人公の作家「僕」が過ごす作家の日常を描いた『君が手にするはずだった黄金について』は、読書メーターレビュー数 621を獲得。
6位との差はわずかで、「面白さ」ランキングは7位となっています。
8位 『存在のすべてを』塩田武士
著者 塩田武士
出版社 株式会社 朝日新聞出版
分類 サスペンス小説
出版日 2023/9/7
読書メーターレビュー数 560
30年が過ぎ、迷宮入りした誘拐事件を追う新聞記者の門田。
30年の時は、成長した被害者に別の人生という時間を生み出していた。
時間を越えるスリリングなストーリー展開が魅力の塩田武士さんの『存在のすべてを』は、サスペンス小説ファンの人気を集め560のレビュー数を獲得。
「面白さ」ランキングは、8位でした。
「面白さ」でランキングした2024年本屋大賞ノミネート作品のまとめ
本屋大賞予想の3つの視点「面白さ」「売りたさ」「おすすめ」。
最初の予想は、「面白さ」の視点で2024年本屋大賞ノミネート作品をランキングさせていただきました。
2024年の予想では、人気アプリ読書メーターの感想・レビュー数で1位になったのは宮島未奈さんの『成瀬は天下を取りにいく』でした。
2位の川上未映子さん『黄色い家』とは1000以上の差があり、2024年本屋大賞ノミネート10作品の中では、圧倒的な人気を集めているのではないでしょうか?
次回は、「売りたさ」を登場人物の世代でランキングさせていただきますね。
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