読書感想文にお勧めしたい3冊の小説を紹介
今回のテーマは、夏休みには少し早いですが読書感想文のお話です。
10代の読者さんや親御さんのお役に立てればと思い、「読書感想文シリーズ」を始めたのですが……。
春休みの期間に間に合いませんでした。
反省を生かして、1カ月前に更新しておきますね。
読書感想文って?
読書感想文は辞書的には広い意味で使われるとあります。
ただ、読書感想文というと「本を読んだ感想について書かれた文章」とされています。
学校の宿題で有名な読書感想文、こちらは教育指導要綱で決まりがあるようですね。
小学校の国語に関する記載ですがこのような決まりがありました。
国語科の「第5学年及び第6学年」の教育内容として「書くこと」の能力を育てるため「事象と感想、意見などとを区別するとともに、目的や意図に応じて簡単に書いたり詳しく書いたりすること」について指導することとし、また、「読むこと」の能力を育てるため「書かれている内容について事象と感想、意見の関係を押さえ、自分の考えを明確にしながら読むこと」について指導すること
文部科学省HPより
https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2010/12/28/1231931_02.pdf
学校によっては、指定図書がある場合もあります。
また、学校内で優秀な読書感想文は青少年読書感想文全国コンクールという大会に出典されることもあります。
今回は、指定図書がなく読書感想文の本を自由に選べることとして小学校高学年、中学生、高校生におすすめの作品を紹介しますね。
学年別!読書感想文におすすめの作品
小学校高学年の方には『ツナグ』辻村深月
小学校高学年の方には、慣れ親しんだ児童文学から少し大人っぽさのある作品をおすすめしたいですね。
映画化もされたので、親御さんの方は知っている方が多い辻村深月さんの『ツナグ』。
辻村深月さんの詩的な表現は、イメージするのに少し難しいかなぁとも思います。
「死」というものと触れ合う作品というのも、10代になりたての小学校高学年の方にはインパクトが強いと思い紹介しようか迷いました。
それでも、『ツナグ』の中にある「どんな行動や思いを伝えたいのか?」。
相手がいる間しかできない、「伝えること」。
誰かがこの世にいる大切さ、人の大切さを知ってほしいと思える1冊です。
中学生には『食堂かたつむり』小川糸
中学生の方には、小川糸さんの作品がおすすめです。
小川糸さんは有名な作品も多いのでもしかすると、図書委員の顧問の先生の好みで図書室にあるかもしれませんね。
主人公は料理人の20代の女性。
『食堂かたつむり』をおすすめするのは、「人との出会いの大切さ」が描かれた作品だからでもあります。
そして、「命の大切さ」がテーマの作品でもあります。
中学生の方は、きっと自分でこのブログを読まれているでしょう。
ネタバレしてしまうかもしれませんから、これ以上作品には触れないことにしますね。
どうか、数年後の自分が作品に入り込んだ気分になって読んでみてくださいね。
読書感想文はどう書けばいい?
読書感想文の書き方は悩みが多いですよね。
最近の読書感想文は、原稿用紙で2〜3枚といった量でしょうか?
学習指導要領や青少年読書感想文全国コンクールの審査基準では、物語の客観的な事実より読者の主観的な感情を込めた作品がいい審査を受けているようです。
読書感想文の成績も大切ですが、肩の力を抜いて、小説を読んだときの自分の思いを、そのまま書いてみてはいかがでしょうか?
文章の書き方は、別のページも参考にしてみてくださいね。
小さな読書ブログも、皆さんの読書感想文を応援していますよ。
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