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2020年本屋大賞には10作品がノミネート

本屋大賞2020ノミネート作品


いよいよ来月は、2020年本屋大賞の発表ですね。

本屋大賞は、全国の書店員さんが「いちばん売りたい本」を投票して決める本の賞です。

専門家や作家さんが審査員を務める文学賞に比べて、私たち読書好きに近い価値観で選ばれています。

今回は、ノミネート10作品を一挙に紹介させていただきますね。

話題の10作品


2020年の本屋大賞は、何と10作品がノミネートされています。

あまりページが長くならないように、あらすじを紹介させていただきます。

順番は、Amazonのレビューの多い順番で紹介させていただきますね(後ほどの受賞予想のためにも…)。


『medium霊媒探偵城塚翡翠相沢沙呼

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吉川英治文学新人賞の受賞予想にあげさせていただいた、相沢沙呼さんの『medium霊媒探偵城塚翡翠』。

心霊現象とミステリが絡み合う、新しいジャンルの作品です。

あらすじは、吉川英治文学新人賞予想をご覧くださいね。


Amazonレビュー数 109


ノースライト横山秀夫

世界的なミステリー作家 横山秀夫さんの新作もノミネートされました。

ベストセラー『64』の続編でもある『ノースライト』、主人公は建築士の青瀬。

物語の舞台は、浅間山を望む新築の住宅。

新居を心待ちにしていた家族の姿は、そこにはなかった………。

Amazonレビュー数 109


『線は、僕を描く』砥上裕將

砥上裕將さんは、『線は、僕を描く』が小説家デビュー作品で何と本屋大賞にノミネートされた作家さんです。

アルバイト先の展覧会で水墨画家に才能を発掘された、大学生の青山霜介。

墨で描く線は形になり、形はいずれ意思を持った姿になる。

水墨画家でもあるご自身がモデルなのでしょうか?

水墨画の探求、兄弟子との勝負と見どころの多い青春小説ですね。

Amazonレビュー数 75


『ライオンのおやつ』小川糸

花水(hanami)も大好きな、『かたつむり食堂』『ツバキ文具店』の小川糸さんの新作がノミネートされました。

今回のテーマも、物語の最初からしんみりしてしまうほどシリアスなんです。

「人生の最後に食べたいおやつは?」

余命を宣告され、海と空が穏やかな瀬戸内海のホスピスで暮らす主人公 雫。

思い出の中のおやつ、そして生まれる新しい思い出。

小川糸さんには、いつも泣かされてしまいますね。

Amazonレビュー数 54


『熱源』川越宗一

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第162回直木賞受賞作品『熱源』が、本屋大賞にもノミネートされました。

本のあらすじは、第162回直木賞受賞速報をご覧くださいね。

Amazonレビュー数 51



『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人

タイトルと表紙だけで、思わず「なになに」と読み始めてしまいそうな物語が青柳碧人さんの『むかしむかしあるところに、死体がありました。』。

誰もが知っている昔話、「桃太郎」「花咲爺さん」「浦島太郎」をミステリ目線でリメイクしたユーモア溢れる1冊です。

Amazonレビュー数 37


『夏物語』川上未映子

芥川賞谷崎潤一郎賞の受賞暦のあるベテラン作家 川上未映子さん。

今回、本屋大賞にノミネートされた『夏物語』は、「精子提供での出産」と深いテーマです。

パートナーはいらないが、子どもを願う小説家 夏子。

精子提供での出産を望む夏子の前に現れた、精子提供で生まれた逢沢潤―。

産むこと、生まれることにある「意思」が交差する問いに、物語の結末はどんな答えを出すのか?

翻訳され世界中での出版が決まっている話題作です。

Amazonレビュー数 33

『流浪の月』凪良ゆう

吉川英治文学新人賞にノミネートされていた、凪良ゆうさんの恋愛小説『流浪の月』も本屋大賞の候補にあがっています。

再会すべきだったのか?再会しなかった方が良かったのか?2人の主人公の目線で描かれ、読み手の感情を引き込んでしまいそうな世界観の作品です。

Amazonレビュー数 32


『ムゲンのi』知念実希人

現役医師でもある、著者の知念実希人さん。

主人公の女医 識名愛衣は、眠りから覚めない難病の患者と向き合っていた。

霊能力者の祖母から受け継いだ力を使い、患者の見ている夢の中で見たものは………。


Amazonレビュー数 25


『店長がバカすぎて』早見和真

個性的な登場人物が活躍し、映画化された作品もある早見和真さん。

今回の舞台は、本屋さん。

本好きの書店員 谷原京子と、頼りない「バカな」店長 山本猛。

リアルな本屋さんの姿をコミカルに描く物語、今作の映画化もありそうですね。

Amazonレビュー数 15



2次先行も終了!書店員さんに選ばれる作品は?


2020年本屋大賞は、1次選考が1月5日に終わり、1月21日にノミネート作品が発表されました。

3月1日には、2次選考が終わっていると発表されています。

全国の書店員さんに選ばれる作品は………。



2作品受賞もあるえる?ひとまず3作品に絞り込みます


本屋大賞を1回、直木賞を6回、そして先日の吉川英治文学新人賞1回。

全ての文学賞を外している読書家 花水由宇(hanami yuu)。

花水(hanami)の面白い、好きな作家さんの作品という選び方だけでは当たらないはずです。

作家さんの話題性も踏まえた吉川英治文学新人賞も外してしまいました。

今回はAmazonのレビューも、こっそり参考にしながら本気の受賞予想に取り組みます。

ひとまず3作品に絞ってみますね。



本屋大賞関連リンク


本屋大賞のお話
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2019年本屋大賞
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2018年本屋大賞
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本の賞のまとめ
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