読書コラム
2021年吉川英治文学新人賞 その年、注目作家さんの作品が発表される吉川英治文学新人賞。今年は、直木賞ノミネート作品が2作品も候補に選ばれている注目の年でもあります。 2021年吉川英治文学新人賞 吉川英治文学新人賞とは? 加藤シゲアキさんのノミネート…
2021年1月20日に発表された第164回直木賞に、西條奈加さんの『心淋し川』が選ばれました。 西條奈加『心淋し川』 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 第164回直木賞のお話はこちらもどうぞ www.yu-hanami.com www.yu-hanami.com www.yu-han…
ノミネート2作品で迷う 第164回直木賞受賞予想ですが、今まで取り上げさせていただいた中から、1作品だけ選ばせていただきます。それは、加藤シゲアキさんの『オルタネート』、芹沢央さんの『汚れた手をそこで拭かない』から1つだけ選ばせていただきます。 …
第164回直木賞予想〜Twitterアンケート 第164回直木賞受賞予想。レビュー数上位3作品のTwitterアンケート結果を報告させていただきますね。ご協力いただきました87名の投票者の皆さま、RTいただいた皆さまに感謝申し上げます。 第164回直木賞予想〜Twitterア…
第164回の直木賞予想〜レビュー数 第164回直木賞の受賞予想、当てるためにはどんな取り組みが必要なのでしょう。以前、本屋大賞の受賞予想で2位と3位が当たった際のやり方を取り入れてみることにします。まずは、作品の人気を通販サイトのレビュー数で順位付…
2021年の芥川賞・直木賞受賞予想を考える 本当に本が読みたくなる読書のブログをご覧の皆さま、こんばんは花水由宇(hanami yuu)です。第164回芥川賞と直木賞、発表は2021年1月20日に迫っています。読者の皆さまの中には、花水(hanami)の文学賞予想を少しだけ…
シリウス・ブラック教授の闇の魔術に対する防衛術 ハリーポッターシリーズの妄想がなかなか止まらない花水(hanami)。ハリーポッターシリーズの人気登場人物シリウスが生きていて、ホグワーツの先生になった物語を書か綴った後は、授業風景を想像してみたくな…
ある日の職員会議 先日更新させていただいた、「ホグワーツの理想の先生」の続編で、二次作品を書かせていただきました。物語は、ハリー・ロン・ハーマイオニーの世代が卒業して数年後。最後の戦いを生き残った魔法使いたちがホグワーツの理想の先生として働…
ハリーたちが卒業した後のホグワーツの理想の先生たち ハリー・ポッターたち3人が卒業した後、ホグワーツ魔法魔術学校はどんな様子なのでしょう?物語の続編『ハリーポッターと呪いの子』では、ハリーとジニー、ロンとハーマイオニーの子どもたちが通うホグ…
闇祓いと死喰い人 今回も、ハリーポッターシリーズの深掘りのお話です。テーマは、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』から登場するようになった闇祓いと死喰い人について考えてみました。 闇祓いと死喰い人 闇祓い 闇祓いとは? 闇祓いの仕事内容 闇祓い…
ハリーポッターシリーズの3人の登場人物の立場からみる実績と役割 毎年冬になると訪れるハリーポッターシリーズの再放送に合わせて、ハリーポッターにまつわるコラムを書かせていただきました。今回のテーマは、ハリー、ロン、ハーマイオニーの立場と実績か…
帰蝶と読書 大河ドラマ『麒麟が来る』は、主人公の明智光秀と織田信長が協力して、足利義昭の将軍就任を助けるシーンが盛り上がりを見せています。川口春奈さんが演じる信長の妻 帰蝶の活躍も楽しみですね。そこで、今回の「あの人なら何を読む」コーナーで…
働く人の読書時間、そんなに短くはないのでは? 「本が読まれなくなった」 「本を読む人が少なくなった」たしかに本の出版数、売り上げは右肩下がりです。それでは、読書の時間はそんなに少ないのでしょうか?気になって調べてみると、意外な結果を知ること…
隙間読書のすすめ 読書は時間がかかるもの。本を1冊読み終えるには、読書に慣れた方でも1時間以上の時間がかかります。お子さんが生まれたり、お仕事が忙しくなった30代から40代の方にとって1時間というまとまった時間はほとんどないでしょう。そこで、暮ら…
読書論とは?どの読書論にも正解はない 読書論(英語: reading theory)とは、「読書の方法や効果について、筋道を立ててまとめられた考えや意見」 突然の書き出しですが、今回は「読書論」がどういう物事なのかをまとめてみました。 読書論とは?どの読書論に…
おすすめの本を紹介してくれる本屋さん 突然ですが、身近に「本を知っている人」はいますか?もちろん、作家さんや小説に詳しい人はいます(花水のように)。その中に、自分が読みたくなるおすすめ本を紹介してくれる人は多くはないと思います。今回は、おすす…
守護霊の呪文エクスペクトパトローナムと念仏 南無阿弥陀仏のそっくりな共通点 またまた、お坊さんに怒られてしまいそうなお話です。ハリー・ポッターが得意な呪文エクスペクトパトローナムと、日本人に身近な仏教の南無阿弥陀仏という念仏に「ちょっと驚き…
ハリー・ポッターシリーズで考える移民問題 イギリスで生まれたハリー・ポッターシリーズは、世界的に読み継がれる作品。児童文学の世界を飛び出し、映画化やアトラクションの世界で世界中に広まりました。ハリー・ポッターは、著者のJ・K・ローリングさんの…
2024年の新紙幣に描かれる偉人の本は? 新元号の発表から1週間が過ぎた4月9日、新しい紙幣のデザインが発表されました。新一万円札は渋沢栄一、新五千円札は津田梅子、新千円札は北里柴三郎と私の暮らす地域では馴染みのない方でもあります。そこで、読書ブ…
立ち読みのメリット 今回の読書コラムは、「立ち読み」がテーマです。ブログを読んで下さっている方は、ご存知と思いますが、私は買って読む以上の本を立ち読みしています。。本1冊を選ぶのに、読み比べをしないと選べないほど迷いやすいからでもあります。…
速読と本好きが本を読む速さ 「速読」という言葉は、読書以外でもよく見かける言葉ですね。今回は、たまたま読書速度を計る方法を見かけたので、本好きの自称読書家の私が読書速度を計ってみましたよ。 速読と本好きが本を読む速さ 読書好きと速読〜本を読む…
読書の秋だけじゃない読書の季節 昨年は夏・秋・冬の特集コーナーで、本を多めに紹介させていただきました。今年も、読書のイベントに合わせて春・夏・秋・冬で特集コーナーを予定しています。ふと思ったことは、読書の秋の他の季節に本を紹介する理由。今回…
書籍や雑誌などの本は軽減税率の適用外、生活に必要な本もあるのに……… 2019年10月に10%に増税された消費税。もう消費税が10%というのに慣れてしまっているのですが、つい1年前までは8%だったんですものね。食品など生活必需品には、軽減税率が適用されたり、…
『元彼の遺言状』新川帆立 推理小説・ミステリ作品が大好きな方、毎年楽しみにされている第19回『このミステリーがすごい!』大賞が10月1日に発表されましたよ。 『元彼の遺言状』新川帆立 第19回『このミステリーがすごい!』大賞『元彼の遺言状』新川帆立 …
小説選びのポイントは手に取ったときの直感! 「本選びシリーズ」、今回は小説の選び方です。小説の選び方といっても、とっても簡単。それは、「直感」で興味が持てるかどうかです。 小説選びは本を手に取るところから 小説選びで面白い作品を探す3ステップ …
実用書を選ぶなら信頼性で、2つの信頼性とおすすめの選び方 今回は、「本の選び方」シリーズの中でも扱う幅が広い実用書の選び方です。はじめに、ノウハウ本とお役立ち本の2つに分けられる実用書のお話。後半では、実践的な実用書の選び方、おすすめの方法を…
許されざる呪文と脳の関係 魔法に「どのように?」は考えるだけ無駄なのかもしれません。今回はちょっとしたお楽しみとしてお付き合い下さい。花水(hanami)の大好きな、ハリー・ポッターシリーズには「許されざる呪文」と呼ばれる3つの呪文が登場します。ど…
人気小説からタイムトラベル系の3つの共通点とリアルな2つのタイムトラベル例【ネタバレあり】 前回の 人気タイムトラベル系小説にある3つの共通点 - 本当に本が読みたくなる読書のブログでは、ストーリーの中でタイムトラベルの目的によって「タイムトラベ…
タイムトラベル系の小説に共通していること【ネタバレあり】 人気の小説の中には、時代を問わずにタイムトラベルを取り入れたストーリーの物語を見かけますよね。何冊か読んでみると、ストーリーでのタイムトラベルの目的で「タイムトラベル系小説」と「タイ…
2020年はどんな小説が読まれているの? ステイホームの影響か、アンケートにお答えいただいた方の50%以上は「去年よりも読書量が増えた」ことがわかりました。そして、読む機会が増えたのは小説のようです。そこで、もう1歩知りたくなりました。「どんなジャ…